ポルシェ(Porsche) 911(996) GT3 カスタムパーツ

ポルシェ 996GT3(Porsche 996 GT3)は、1999年に登場したポルシェ911のスポーツグレード。カレラともターボとも異なるその成り立ちは、空冷なき後、911の新たなアイデンティティとも云えた。
ボディタイプはクーペのみ。

996GT3 グレード体系

〇ポルシェ 996GT3系の特徴

• 996型GT3は、先代993カレラまで設定されていた”カレラRS”の後継として開発された。
• 993までのカレラRSがベースとなるカレラのエンジンを改良して用いたのに対し、GT3は当時ル・マン24時間レースに向けて開発されたポルシェGT1のエンジンをベースに作られた、レース直系エンジンを採用した。
• 996GT3は、レース用のホモロゲーション・マシンとしての面が強く、前期型(996GT3 Mk1)は限定車として販売された。しかしあまりの人気から、2003年の後期型(996GT3 Mk2)以降はカタログモデルとなり、911を代表する1グレードとして現在に至っている。
• 2004年には限定車として”911GT3RS”が発売された。70年代の名車である”911カレラ2.7RS”を彷彿とさせるカラーリング、大型GTウイング、専用ホイール等が奢られ、徹底的な軽量化によってそのままでもレースに出られるようなカスタムが施されていた。
• 996GT3用エアロパーツは、同じボディを使用するカレラにも装着することができる。